畳は、室町時代に建立された銀閣寺に導入された日本古来からある独特の住宅設備です。
本来畳は、畳床とい草で室内の湿度を調整する効果を持っている「自然な空気清浄機」とも言えます。湿度が低い時には放出し、湿度が高い時には発散します。しかし、アルミサッシなどにより室内の気密性が高くなり、空気の循環ができず、空気が滞留しますので、カビが発生する可能性が高くなりました。
カビ防止には、日頃のお手入れが大切です。一番簡単な方法は1日1回換気(窓を開放)し空気を循環させることです。
カビが生えたら①乾いたぞうきんでふき取る　②窓を開けて換気をする　③エアコンでドライ運転をする　④エタノールなどの消毒剤でふき取る